ローン選びをシフトする

このサイトはPRリンクを含みます

FPが解説!ローンのあれこれ!誰もが気になるローンのあれやこれや

FPが解説!ローンのあれこれ!誰もが気になるローンのあれやこれや

ローンを検討するにあたり、誰もが気になる審査や金利のことなど・・。数あるローンの中から賢くローンを選ぶにあたり、ポイントをファイナンシャル・プランナーが分かりやすく丁寧に説明します!これを読めば、きっとあなたもローンの達人・・!?

第1回 マイカーローン(自動車ローン)の審査基準とは?審査に落ちないためのポイントや対処法を紹介! (2019年03月01日)

2台の車と電卓の画像

初めてマイカーを購入しようと考えている方や、過去に審査に落ちた方は、マイカーローン(自動車ローン)の審査が厳しいものと思っていないでしょうか?審査基準は公開されていませんが、審査の仕組みや一般的なローンの審査基準を知っておけば、事前に対策を立てることも可能です。
今回は、マイカーローン(自動車ローン)の審査を受けるうえで役立つ、審査の仕組みやポイント、必要書類、手続きの流れ、審査に落ちた場合の対処方法について解説します。

マイカーローン(自動車ローン)の審査の仕組みと基準

電卓と車の画像

マイカーローン(自動車ローン)で借り入れをする際には、返済能力があるかどうかを判断するために、必ず審査が行なわれます。審査基準は金融機関によって異なり、原則公開されてはいませんが、事前にローンの一般的な審査基準を知っておくと参考になるでしょう。

審査の仕組み

マイカーローン(自動車ローン)の審査は、一般的に「仮審査」と「本審査」の2段階で行われます。

仮審査は、本審査を受ける前に行われる簡易的な審査です。申込者が申告した年収や勤務先、勤続年数などの属性情報をもとに審査が行われ、結果は当日~7日程度でわかります。仮審査を利用すれば、本審査を申込む前に借入可能額の目安を確認できます。

本審査は、信用情報の照会や収入証明書類の確認、勤務先への在籍確認などをともなう詳細な審査です。本審査の結果をもとに、実際の借入額や金利、返済条件などが確定します。 多くの場合、審査には1~2週間程度かかります。

審査基準

ローンの審査で確認されるのは、個人の属性や信用情報です。どのような点が確認されるのか、例を紹介します。

1.年収に対して借入希望額が見合っているか

ローンの審査では、年収に対する年間返済額の割合を算出した「返済比率」を確認します。マイカーローン(自動車ローン)の場合、審査通過が難しくなるといわれるのが、返済比率が30%を超えるケースです。理由は返済が難しいと判断される可能性が高くなるからです。そうした場合、ローンの借入希望額を減額すれば返済比率が下がるため、審査に通る可能性が上がります。

2.現職の勤続年数はどれくらいか

一定以上の勤続年数があると、まじめで忍耐強く、安定した収入があり返済能力が高いと判断されます。金融機関やローン商品によっては「勤続年数が1年以上」のように申込条件を設けていますが、特に言及のない場合でも勤続年数は長いほうが有利だといえるでしょう。

3.安定的な収入があるか

マイカーローン(自動車ローン)に限らず、借り入れには「安定継続した収入がある方」を条件としていることがほとんどです。正社員は毎月固定給を得られるため、安定した収入があると判断されやすく、審査では有利になりやすい傾向があります。一方、パート・アルバイトは収入の安定性などから、審査に通らないケースもあるでしょう。

個人事業主や自営業者も、収入が変動しやすいことから不安定とみなされ、会社員より不利になる場合があります。申込みができるのは、前年度の年収が200万円以上であることがひとつの目安とされますが、申込条件は金融機関やローン商品によって異なるため、事前に確認しておくことが大切です。

4.年齢・家族構成はどうなっているか

マイカーローン(自動車ローン)は、契約者の年齢や家族構成によって審査通過の有利不利が変わってきます。

マイカーローン(自動車ローン)の多くは、契約者の年齢に上限を設けています。ただし、上限年齢が申込時点を基準としているのか、完済時点を基準としているのかは金融機関やローン商品によって異なるため、事前に確認する必要があります。一部の金融機関は申込み可能年齢を18歳以上とするなど、下限の年齢条件も、金融機関やローン商品によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

また、家族構成が審査に影響を与えるケースもあります。親や配偶者など同居する家族それぞれに収入がある場合、世帯収入が大きくなるため、審査が有利に運ぶこともあるでしょう。一方、扶養家族が多い場合は生活費の負担が大きいと判断され、返済能力の評価がマイナスになる可能性があります。

5.他に債務があるか

審査では、現在の他の金融機関からの借入状況も確認されます。収入に対して債務が多すぎる場合、返済が難しいと判断される可能性が高くなるでしょう。他社からの借り入れが多い場合には、ローン申込みの前に繰上返済し、債務を減らしておくと、審査に良い影響を与える可能性があります。

また、実際に利用していなくても、クレジットカードのキャッシング枠が借り入れとみなされる場合があります。不要なキャッシング枠がある場合は、あらかじめ解約や利用枠の見直しを検討するとよいでしょう。

6.過去に金融事故があるか

金融事故の履歴がある場合、その情報が一定期間、信用情報機関に登録されるため、マイカーローン(自動車ローン)の審査通過は難しくなるでしょう。

おもな金融事故には、下記があります。


  • 長期延滞(ローンやクレジットカードの支払いを2~3ヵ月滞納)
  • 債務整理(任意整理や破産など)
  • 代位弁済(保証会社が債務を代わりに弁済)
  • 強制解約(契約者の過失により金融会社から契約を強制的に打ち切られる)

よくある金融事故の例として、携帯電話端末料金の滞納があります。

携帯電話本体を分割払いで購入している場合、割賦契約というローンと同様の契約を行っていることとなります。そのため、端末代金の支払い状況は信用情報として登録され、延滞するとマイカーローン(自動車ローン)の審査に影響する可能性があります。

金融事故の履歴の確認方法(CIC、JICC、KSC)と履歴の期間

おもな信用情報機関は3つあり、開示請求を行うことにより自身で金融事故の履歴を確認できます。金融事故がある場合、ローンの申込みは、記録の抹消まで待たなければなりません。

株式会社シー・アイ・シー(CIC)

信販会社やカード会社などの加盟会員と締結した契約内容や、支払状況などのクレジット情報が登録され、契約中および契約終了から5年で記録は抹消されます。

株式会社日本信用情報機構(JICC)

消費者金融会社などの加盟会員と締結した契約内容や、支払状況などの情報が登録されており、契約継続中および完済日から5年を超えない期間で記録は抹消されます。

全国銀行個人信用情報センター(KSC)

会員である銀行・信用金庫・農協などの金融機関から登録されたローンなどの契約内容と、その返済状況が登録されています。取引情報の登録期間は、契約期間中および契約終了日(完済されていない場合は完済日)から5年を超えない期間です。また、官報に公告された破産・民事再生手続開始決定などは、決定日から7年を超えない期間登録されます。

マイカーローン(自動車ローン)の審査で不利に働く状況

マイカーローン(自動車ローン)の審査では、一般的な審査基準に基づく項目のほかにも、さまざまな情報が審査対象になります。審査で不利に働く例をみてみましょう。

虚偽の申告をする

マイカーローン(自動車ローン)を申込むと、金融機関は申告に基づき、勤務先への在籍確認や、収入証明書類の確認などから審査を行います。虚偽申告が発覚すれば信用を失うことは間違いなく、審査に通ることは難しくなるでしょう。仮に意図せずに誤った内容で申告したとしても、虚偽申告として扱われ審査通過が認められないこともあります。

虚偽申告が発覚すると、その時の申請だけでなく今後のローンの申込みも断られる可能性が高くなります。

反社会的勢力との関係がある

金融機関では、反社会勢力との関係を遮断するために「反社会的勢力の排除に係る規定」を設けており、融資を受けるには反社会勢力との関連がないことが条件とされています。本人が反社会的勢力の構成員の場合はもちろん、家族や同居人が関係している場合も審査は通りません。

税金の滞納がある

税金の納付状況は信用情報機関には記録されませんが、税金の滞納により口座の差押えを受けたことがある場合には、その口座を持つ金融機関に限り借り入れが難しくなるでしょう。

また、差押えを受けていないとしても、税金の未納分がある場合には、審査に通るのは難しくなります。マイカーローン(自動車ローン)の申込時には納税証明書などの書類を提出する必要があります。もし税金の滞納分が残っている場合、納税証明書には未納分が記載されてしまうため、審査で落とされる可能性が高くなるでしょう。

自動車購入に利用できるマイカーローン(自動車ローン)は3種類ある!審査が厳しいのはどれ?

自動車購入時に利用できるマイカーローン(自動車ローン)には、ディーラーローンと銀行などの金融機関が取り扱うマイカーローン(自動車ローン)、中古車販売店が提供する自社ローンの3種類があります。

金融機関のマイカーローン ディーラーローン 自社ローン
審査難易度 やや厳しい 比較的やさしい 最も低い
金利の目安 低い(年1~3%程度) 高め(6%程度) 金利ではなく、分割手数料が発生
一般的に、マイカーローンの利息より高額
審査・契約の手間 自身で金融機関に申込みが必要 購入手続きと同時に申込み可 購入手続きと同時に申込み可
所有権 購入者本人 完済まではディーラーまたはローン会社 完済まで販売店
こんな人におすすめ 有利な金利で借りたい方
返済の自由度を重視する方
手続きの手間を省きたい方 ほか2種類の審査が通らなかった場合の選択肢として

一般的に、金融機関のマイカーローンは金利が低い一方、ほかの2種類と比べて審査はやや厳しい傾向があります。ディーラーローンは車の購入手続きと同時に申込めるため、手間を抑えやすい方法です。自社ローンは審査のハードルが比較的低いものの、分割手数料などを含めた支払総額が高くなる場合があります。

以下、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

ディーラーローン

ディーラーローンは、ディーラーが提携する信販会社やクレジットカード会社が提供するローンです。車の購入時に契約が可能で、審査が比較的早く利用しやすいことが特徴です。銀行などのマイカーローン(自動車ローン)と比べると審査は比較的やさしい代わりに、金利は高めになる傾向があります。

ただし、ディーラーローンを選択すれば車両価格の値引きを受けられるといった、購入面のメリットが得られることもあります。

ディーラーローンの場合、ローン返済中の車の所有者はディーラーかローン会社です。ローンを完済して所有権移転を行なわないと、原則譲渡や売却はできません。

金融機関のマイカーローン(自動車ローン)

銀行などの金融機関が取り扱うマイカーローン(自動車ローン)は、車の購入にあたり、自身で金融機関に申込む必要があります。ディーラーローンに比べると審査はやや厳しくなりますが、一般的に金利は低くなります。

また、審査期間は数営業日かかるのが一般的です。個人属性が良く、手間をかけてもより有利な金利で借り入れしたい場合には、金融機関のマイカーローン(自動車ローン)が適しているでしょう。

金融機関のマイカーローン(自動車ローン)の場合、車の所有者は購入者自身になり、返済中の売却には制限がありません。また、繰上返済も可能で、返済の自由度が高いこともメリットです。

中古車販売店の自社ローン

自社ローンは、中古車販売店が独自に提供している分割払いの仕組みです。金融機関が提供するローンのように、申込時に信用情報の照会が行われないため、3つのローンの中でもっとも審査のハードルは低いといえます。

厳密にはローン商品ではないため、利息は発生しません。ただし、保証金や手数料の名目で費用が発生したり、利息相当分が車両価格に上乗せされたりするため、支払総額は利息を含めた他のローンの返済総額よりも高額になる可能性があります。

マイカーローン(自動車ローン)以外のローンで車を購入する方法

マイカーローン(自動車ローン)以外にも、自動車の購入時に使用できるローンはいくつかあります。カードローンやフリーローン(多目的ローン)は、融資金の用途を限定しないローン商品です。担保や保証人不要の商品が多く、マイカーローン(自動車ローン)に比べて審査のハードルが低い傾向があります。

ただし、金利はマイカーローン(自動車ローン)よりも高く設定されるため、返済総額は高くなります。また、多くの場合、カードローンやフリーローンの借入金額の上限はマイカーローン(自動車ローン)ほど高額ではないため、自動車の購入費用全額をカードローンやフリーローンで払うのは難しいかもしれません。

マイカーローン(自動車ローン)の審査に通りやすくするためのポイント

車とコインの画像

では、審査に落ちないためにはどうしたら良いのでしょうか。事前に知っておきたいポイントを紹介します。

審査に通りやすくするためにやっておきたいポイント

審査に通りやすくするためには、申込む前の準備が重要です。事前に確認・対応しておきたいポイントを紹介します。

1.返済総額を少なくする(繰上返済をする)

先述のとおり、一般的なローン審査で重視されるものが、返済比率です。

返済比率の計算の際には、これから申込むローンの返済額だけではなく、現在返済中のローン返済額も含めて計算します。繰上返済を行なって他のローンの残債を少なくすれば返済比率が低くなるため、審査が通りやすくなることが期待できるでしょう。

また、金融機関によっては、負債比率と呼ばれる指標もあわせて審査している場合もあります。負債比率とは、年収に対する、住宅ローンなどの有担保ローンを除いた残債の割合です。毎月の返済額が少なくても、借り入れが多すぎるのでは良い評価は得られません。

2.利用しないキャッシング・カードローンを解約する

金融機関によっては、利用していないカードローンやキャッシングの枠も、既存の借り入れとして審査されることがあります。不要なカードローンやキャッシングの契約がある場合は、解約してからマイカーローン(自動車ローン)を申込むと良いでしょう。

クレジットカードのキャッシング枠にも注意が必要です。利用予定がないのであれば、ゼロもしくは最小限にしておくことをおすすめします。

3.頭金を利用する

頭金なしでもローンを組めますが、頭金を入れておけばローンの借入金額を下げられるため、審査に通過する可能性が上がります。自動車購入時の頭金の目安は車両価格の20%~30%のため、それ以上を目指すと良いでしょう。

また、まとまった頭金を用意していれば計画的な資金管理ができているとみなされ、審査にプラスに働く可能性もあります。

4.年収や勤続年数の確認

金融機関やローン商品によっては「年収200万円以上」「勤続年数が1年以上」など、申込条件を設けています。そのため、ローンの申込みをする前に必ず条件を確認しましょう。申込条件を満たしていない場合には、審査に通ることはできません。

5.返済計画を立てる

現在の収入で返済が可能となるように、返済計画を立てておくことも重要です。無理な資金計画では返済が遅れるリスクが生じます。継続的な返済の滞納履歴がある場合、新たなローンの審査に通ることが難しくなります。

特に、マイカーローン(自動車ローン)の借り換え時は、過去に返済の遅れがあると審査に通りません。計画的に返済することが、何よりも大切です。

6.自分の個人情報をクリーンにする

銀行などの金融機関では、提携している保証会社の保証が受けられることを条件とするものがほとんどです。保証会社は、加盟している信用情報機関の情報を独自に審査の判断材料としています。金融事故から間もない間は、審査の通過が難しいでしょう。

過去に金融事故があった場合は、事故日からどれくらい期間が空いているかをまず確認しましょう。

金融事故の記録は永遠に残るものではなく、一定期間が経過すると抹消されます。

自身の信用情報は、CIC・JICC・KSCに開示請求することで確認できます。いずれの信用情報機関も郵送だけでなくインターネットで開示請求が可能なため、過去に金融事故がある場合は、記録が抹消されていることを確認してからローンを申込むとよいでしょう。

7.直前の転職・退職は避ける

マイカーローン(自動車ローン)の審査を受ける直前の転職・退職は避けるのが無難です。審査基準には「勤続年数」「安定的な収入」といった項目が含まれます。審査時に退職済み、もしくは退職が決定している場合、これらの審査基準を満たさなくなり、審査に通らない可能性が高くなります。

また、転職先が決まっていたとしても、審査時に行われる在籍確認が転職前の勤務先に行われてしまう可能性もあります。そうなると、虚偽申告と見なされ、信用情報に記録が残ることも考えられます。マイカーローン(自動車ローン)の利用を予定している時には、契約締結まで転職・退職を避けるとよいでしょう。

8.仮審査(事前審査)を積極的に活用する

仮審査(事前審査)は、本審査の前に借入可能額の目安を確認するための簡易的な審査です。一般的に書類不要で申込めるため、購入する車がまだ決まっていない段階でも利用できます。あらかじめ借入可能額の目安がわかれば、車の購入予算を立てやすくなるでしょう。

また、仮審査の結果を踏まえて、希望する車種や借入額、返済期間などを見直すことも可能です。無理のない返済計画を立てるためにも、車の購入を決めたら、まず仮審査を活用するとよいでしょう。

個人事業主が審査前に知っておきたいポイント

「個人事業主の場合、マイカーローン(自動車ローン)審査は難しい」と耳にしたことはありませんか。理由としては、一般的に下記の2つのようなことが原因といえます。

  1. 事業用資金としてすでに他社からの借り入れがあることが多いため。
  2. 審査は、売上ではなく確定申告における申告所得(事業所得など)で行なうので、所得状況によってはマイカーローン(自動車ローン)の取扱条件である「安定継続した収入」と判断することが難しいため。

業種や事業規模、金融機関の方針にもよりますが、これらの理由から「安定的な所得があり、かつ、事業費と生活費の区分が明確な場合でない限り」個人向けのローンを利用することが難しいといわれるのです。

また、個人事業主の場合、所得を証明する書類が複数必要になることがあります。所得を証明する確定申告書のほか、納税証明書の提出を求められる場合があります。税金を納めていなければ証明書の発行ができないため、滞納には注意しましょう。

マイカーローン(自動車ローン)の審査で必要な書類

マイカーローン(自動車ローン)の審査で必要な書類は、仮審査と本審査で異なります。金融機関によって必要書類にも違いがあるため、事前に準備しておくと手続きをスムーズに進められるでしょう。

仮審査で必要な書類

仮審査は、書類不要で申込める金融機関は多くあります。ただし、金融機関によっては運転免許証などの本人確認書類の提出を求められる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

申込時には、年収や勤務先、勤続年数などの情報を記載するのが一般的です。購入する車が決まっている場合は、車種や購入予定金額などの車両情報を入力することもあります。

本審査で必要な書類

本審査では、本人確認書類のほか源泉徴収票や所得証明書など、収入を確認できる書類の提出を求められる場合があります。また、車両の見積書や注文書など、借入金の使い道を確認できる書類も必要です。

必要書類は金融機関や申込内容によって異なるため、本審査を申し込む前に確認しておきましょう。

個人事業主・自営業者が準備したい書類

個人事業主や自営業者の場合は、確定申告書や納税証明書など、事業収入を確認できる書類の提出を求められるケースが多くあります。金融機関によっては、直近2~3年分の確定申告書などから、事業実績や収支状況を確認する場合もあるでしょう。

会社員よりも確認される期間や提出書類が多くなる可能性があるため、余裕を持ったスケジュールで必要な書類の準備をしておきましょう。

マイカーローン(自動車ローン)の審査の期間(時間)と流れ

車の前に家族が立っている画像

銀行などの金融機関が取り扱うマイカーローン(自動車ローン)の審査にかかる期間(時間)と、審査から借り入れまでの流れについても見ていきましょう。

マイカーローン(自動車ローン)の審査の期間(時間)

銀行(メガバンク・地方銀行)の仮審査の目安期間は、1~3営業日が一般的です。7営業日程度かかるところもありますが、最短で即日回答してもらえる銀行もあります。

ノンバンクの審査は即日回答が多い傾向ですが、銀行などと比較して金利が高めである点に注意が必要です。一般的に銀行などは低金利で、新車でも中古車でも同一の金利の設定となっています。

契約・借り入れまでの手続きの流れ
1.インターネットなどの申込みによる仮審査

直接店舗に出向かなくても、インターネットなどを利用して簡単に申込みができます。なお、仮審査承認後まで、どの車を購入するか決めていなくても構わない銀行もあります。

2.仮審査結果の通知

電話や電子メールなどで、1~3営業日程度で仮審査結果が通知されます。

3.本審査(窓口の正式な申込み)

必要書類を準備して窓口に行きます。来店は一度で済むことが一般的です。なお、インターネットなどの申込みで完結する場合もあり、その場合は窓口への来店が不要になります。


※必要書類の例

  • 運転免許証、パスポートなどの本人確認書類
  • 在職証明書など、勤務先や勤続年数を確認できるもの
  • 所得証明書類(源泉徴収票・住民税課税決定通知書・確定申告書など)
  • 車の見積書や契約書など資金使途が確認できる書類
  • 銀行印

金融機関によって、必要書類が異なります。事前に申込みをする金融機関へ確認しましょう。

4.契約

本審査に通過したら、借入金額や返済日などの内容を確認して契約します。

5.借り入れ・支払いの手続き完了

借入日に口座に入金され、同時に自動車販売店などの支払先へ振込まれます。

マイカーローン(自動車ローン)の審査に落ちた場合の対処法

金融機関によっては、マイカーローン(自動車ローン)の審査が厳しいところもあります。しかし、諦める必要はありません。審査に落ちた場合の対処法も検討しておきましょう。

審査に落ちた場合の対処法

1.保証人をつける

マイカーローン(自動車ローン)では、保証人は原則不要とする商品が多いのですが、金融機関によっては保証人をつけることで審査に通ることがあります。もちろん保証人は誰でも良いわけではなく、一定の条件を満たさなければなりません。

2.自己資金を増やしローンの借入金額を減らすなど、審査条件の見直し

年収や年間返済額が理由で審査に落ちてしまった場合には、審査の基準を満たすように申込内容を見直すのも一つの方法です。比較的取り組みやすく、大きな効果が見込めるのがローンの借入金額の見直しです。自己資金の割合を増やしてローンの借入金額を減らすことができれば、年収に対する年間返済額の比率が低くなり、審査が通りやすくなるでしょう。

3.残債の完済

カード会社のリボ払いや他のローンがある場合、繰上返済を検討しましょう。一括返済をして残債や借入件数を減らすことで、審査に通る場合があります。

4.複数の金融機関に審査を出す

金融機関によって審査の条件や重視するポイントが異なるため、複数の金融機関に審査を出すことも方法の一つです。

5.別の車種や中古車も検討する

低価格の車種や中古車に変更して、マイカーローン(自動車ローン)の借入金額を減らすことも、審査対策として考えられる方法の一つです。自動車の利用頻度や利用目的、マイカーに求めるこだわりなど、本当にそれが必要なのかを検討して、もう一度、車を選んでみましょう。

6.カーリースを利用する

ローンを組むのが難しいようなら、カーリースを利用するという方法もあります。カーリースは、自動車を定額月払いで利用できるサービスです。車種によっては月に数千円で自動車を利用できるものもあります。

カーリースを利用するためには、マイカーローン(自動車ローン)と同様に審査に通らなければ利用できません。明確な審査基準は公開されていませんが、ローンの審査よりも基準が柔軟で通りやすいといわれているため、ローンの審査に通らなかった方でも利用できる可能性があります。

マイカーローン(自動車ローン)に含むことができる対象

マイカーローン(自動車ローン)で扱える対象(資金使途)も確認しておきましょう。

マイカーローン(自動車ローン)が扱える対象

銀行などの金融機関のマイカーローン(自動車ローン)は車両購入費以外にも、融資対象となる資金使途が幅広いことが特徴です。

資金使途
  • 自動車(新車・中古車)の購入
  • バイク(自動二輪車)の購入
  • カーナビなどカー用品の購入
  • 車検、定期点検、修理費用
  • 自動車保険の保険料
  • 他金融機関の既存自動車ローンの借り換え資金および借り換え諸経費

※自動車教習所の費用や下取車の自動車ローンの残債資金を取り扱うなど、金融機関によって範囲が異なります。事前に必ず申込む金融機関へ確認しましょう。

マイカーローン(自動車ローン)の審査に関するよくある質問

マイカーローン(自動車ローン)の申込条件や審査結果について分からないことが生じたら、よくある質問を確認し、スムーズな審査通過を目指しましょう。

仮審査に通れば本審査も通る?

仮審査に通過しても、本審査に必ず通るとは限りません。仮審査は、本審査で通る可能性があるかどうかを試す、一つの目安にすぎません。審査の内容も、申告された年収や勤務先などをもとに行う簡易的な審査であり、本審査の審査内容とは異なります。

本審査では信用情報や収入証明書類などを詳しく確認します。仮審査で申告した内容との相違や信用情報上の問題が見つかった場合には、審査に通らないこともあります。

転職したばかりでもマイカーローンは利用できる?

転職直後でもマイカーローン(自動車ローン)への申込みは可能です。ただし、勤続年数が短い場合は収入の安定性を判断しにくいため、返済能力の評価に影響することがあります。

金融機関やローン商品によっては、「勤続年数1年以上」などの申込条件を設けているケースもあります。転職したばかりの場合は、申込み前に利用条件を確認しておくとよいでしょう。

パート・アルバイトでも審査に通る?

安定した収入があれば、パート・アルバイトも利用できるマイカーローン(自動車ローン)があります。ただし、正社員と比べて収入や雇用の安定性が低いと判断されやすいため、借入可能額が少なくなったり、審査が厳しくなったりする場合があります。

パート・アルバイトを申込対象としているかどうかは金融機関やローン商品によって異なるため、事前に申込条件を確認しておきましょう。

マイカーローン(自動車ローン)を比較してみよう!

マイカーローン(自動車ローン)の審査を確実に通過するためには、一般的な審査基準を理解して、審査前に準備しておくことが重要です。仮に審査に落ちた場合も、対処法はいくつかあります。事前に対策をしておけば、次々と他の手を打てるので、スムーズに審査を通過できる可能性が高まることは覚えておきましょう。

マイカーローンには、各金融機関が提供するローンのほか、ディーラーローン、販売店の自社ローンがあり、それぞれ金利や借入可能額、審査の通りやすさが異なります。自分の状況にあったローンを選びましょう。

いずれのローンを利用する場合でも、利用額が大きくなれば利息や手数料が高額になり、返済総額が大きくなります。少しでも好きな自動車を購入する負担を減らすためにも、それぞれのローンの条件を比較し、無理のない返済プランを立てたうえで借り入れを行いましょう。

マイカーローン(自動車ローン)の利用についてもっと知りたい方は、ぜひこちらのページもご覧ください。

  • マイカーローンのかんたん返済額シミュレーションはこちら
  • マイカーローンのこだわり返済額シミュレーションはこちら
  • マイカーローンの繰上返済シミュレーションはこちら
ランキング

文/手塚 裕之

<<前の記事へ

次の記事へ>>

利用者情報の収集と外部送信について 会社概要 サイトマップ
Copyright© Compass TV Co.,Ltd. All rights Reserved.